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おなかの不調

なかなか治らない「下痢」、実は見過ごせないサインかもしれません

「お腹をこわしやすくて…」「何日もゆるい便が続いていて…」そんなお悩みを抱えている方は、意外と多いのではないでしょうか。

下痢は一時的なものであれば心配ないことも多いのですが、長引く・繰り返すような場合は、もしかしたら腸に何らかの異常があるサインかもしれません。

今回は「続く下痢」について、その原因や注意すべきポイント、そして必要に応じた大腸内視鏡検査(大腸カメラ)の重要性について、やさしく解説いたします。

下痢が続くとは?どんな状態を指すの?

下痢は、水分の多い便が頻繁に出る状態を指します。一般的に、1日3回以上、軟便あるいは水様便が続く場合を「下痢」と呼びます。

通常、風邪や食中毒など一時的な原因で数日で回復するケースが多いですが、「1週間以上続く下痢」「月に何度も繰り返す下痢」「下痢と便秘が交互に来る」といった場合には、腸の病気や全身の病気が隠れている可能性もあります。

下痢の原因にはどんなものがある?

下痢の原因は多岐にわたります。

  • 感染性腸炎:ウイルス・細菌などによるもの(多くは数日で自然回復)
  • 過敏性腸症候群(IBS):ストレスなどが関与。下痢・便秘を繰り返す
  • 炎症性腸疾患:潰瘍性大腸炎やクローン病などの慢性炎症性疾患
  • 大腸ポリープや大腸がん:腸の構造的異常による便通異常
  • 食物アレルギー・乳糖不耐症:特定の食材に反応するケース
  • 薬剤性:抗生物質や制酸剤などの副作用

このように、下痢には軽度なものから重篤な病気まで、さまざまな原因が存在します。

特に注意すべき「赤信号の症状」

以下のような症状がある場合は、単なる下痢ではなく、精密な検査が必要になる可能性があります:

  • 下痢が1週間以上続く
  • 便に血が混じる(血便)
  • 急激な体重減少
  • 発熱を伴う
  • お腹が張る・痛みがある
  • 家族に大腸がんの既往がある

特に血便が見られる場合や、便の形が細くなったと感じる方は、腸の粘膜や形に異常があるサインかもしれません。

市販薬でごまかしていませんか?

「とりあえず整腸剤で様子を見よう」と考えている方も多いと思います。
しかし、原因をはっきりさせずに薬だけで対処を続けるのは危険です。 特に40代を過ぎてから便通に異常を感じるようになった場合は、一度しっかりと調べることをおすすめします。

大腸内視鏡検査で、原因を明確に

大腸内視鏡検査では、腸の中を直接観察し、出血の有無・ポリープ・炎症・腫瘍の有無などを調べます。
「がん検診で便潜血陽性だったけど、痛そうで怖くて行けていない…」という方もいらっしゃるかもしれません。

上記のような「心配な症状」がある場合は、大腸内視鏡検査(大腸カメラ)で腸の内側を直接確認することが非常に有効です。

当院では、鎮静剤を用いることで「ほとんど眠っているうちに終わる」ような苦痛の少ない検査を行っております。

実際に検査を受けた方からは、「思っていたより楽だった」「痛くなかった」といったお声を多くいただいております。

当院の大腸内視鏡検査の特長

  • 鎮静剤で苦痛の少ない検査:初めての方も安心
  • 最新オリンパス製の高精細カメラ:小さな病変も見逃さない
  • 内視鏡専門医(副院長)が対応:大学病院で10年以上の経験
  • 日帰りポリープ切除にも対応

また、検査結果は当日中に医師が丁寧にご説明いたします。

下痢が続く、便に血が混じる、などの症状がある方は、一度ご相談だけでも大丈夫です。

早期の発見・治療によって、健康寿命を延ばすことができます。

大腸がんは、早期に見つけて切除すれば完治が目指せる病気です。
気になる症状がある方、健康診断で要精密検査と出た方は、ぜひ当院へご相談ください。

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